夢にも思わなかった!発達障害の弟が日本初ぷよぷよ障害者eスポーツプロ選手に
はじめまして。看護師のちひろと申します。
私の弟はRirickyとして2021年にぷよぷよ障害者プロeスポーツ選手として企業に就職し、日々の練習とぷよぷよの大会に出場し腕を磨いています。
発達障害があっても夢に向かって進んでいく彼を応援したいと思い、このブログを立ち上げました。
Ririckyについて
夢は大きく!パラリンピック出場!世界で戦える障害者eスポーツ選手となること
Ririckyの障害にいて、ご紹介します。
幼少期(3歳頃)に言葉の遅れからコミュニケーションを取ることが難しく、また自閉症の特徴的症状があり、広汎性発達障害(自閉症スペクトラム障害)と診断されています。
現在20代で療育手帳A(最重度知的障害)を所持しています。
特別支援学校を卒業後は授産施設の通所を開始、職員さんの献身的なサポートもありましたが、環境が合わないため、自宅を出ることができず数年ゲームやインターネットをする毎日で、ひきこもり生活となっていました。
昼夜逆転の生活が続き、父母は困り果てていました。
彼の将来はどうなってしまうのかと心配し、家族全体が重く暗い雰囲気が漂っていました。
eスポーツと出会い、彼自身の人生が好転する
困り果てている家族を見て、私の夫が提案してくれました。
コロナ渦となり、サラリーマンはリモートワークが導入、自宅で仕事ができる。
職業としてもYouTuberやプロゲーマーのような在宅での職種は増え、認知もされつつある。
障害者だからといって無理やり外に出そうとしなくてもいい
弟がやりたいこと、好きなことを一生続けられるのが一番なんじゃないかな。
時代の変化にあった生き方をサポートしよう!
そこから彼の得意だったぷよぷよでの活動に本格的に取り組むことを決意、eスポーツを取り入れている就労支援事業所の情報を得て通所を開始します。そして、第二回大阪障がい者eSports大会アワハウスカップ大会での実績を認められ、現在はプロのeスポーツ選手として企業に通勤、在宅ワークを交互に繰り返す生活を送れています。
また、会社からの給料と障害者年金で経済的に自立した生活が送れるようになりました。
障害者eスポーツの発展、障害者をもつ家族の情報源に
eスポーツは2024年のパリオリンピックの正式種目の採用に向けて検討されつつ分野です。
弟のように発達障害をもち社会の生きづらさを感じているものに、生きる可能性を感じさせてくれる競技です。
ですが、まだまだeスポーツは若者がするもの、ゲーム・ネット依存の懸念があるため避けたほうがいいと思っている方も多いと思います。
このブログを通してRirickyの活動を報告しすることで、誰でも簡単に挑戦できる競技と認知してもらうこと、また私のように障害をもっている兄弟がいるという方に役に立てるような情報を発信していきたいと思っています。
今後もお読みいただければ幸いです。
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